メニュー

ジャパンオープン大会結果 出場報告書

 2024年3月23日(土)〜24日(日)に開催された「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2024名古屋」に大垣ノードから下記の5チームが出場し、下記の成績を納めました。

 〇オンステージ(日本リーグ12チーム参加)
  とある南極の1日 8位 審査員特別賞「テーマ賞」
 〇サッカービギナーズ(日本リーグ24チーム参加)
  RT4 5位
 〇サッカーライトウェイト(ワールドリーグ62チーム参加)
  KSKT 24位
  Nightcore 28位
  珈琲牛乳 32位

 参加者の報告書をご紹介します。


2024年2月29日大垣市出身5チームが大会報告のために大垣市長を表敬しました。

 ※以下報告書の学校名学年は大会時の情報です。

オンステージ(日本リーグ)

とある南極の1日


とある南極の1日とある南極の1日-2

大垣市立荒崎小学校 5年 橋浦 柚花さん

5年生の4月から、ペンギンの話を作って工作を始めました。サッカーのボールを追いかけるプログラムを習ったので、それを使って、お母さんペンギンが赤ちゃんペンギンを追いかけて遊ぶかわいいプログラムを作りました。ステージからはみ出すことが多かったので、ステージの黒いラインから出ないように、ラインセンサーを付けました。正確に読み取れるように、地面に近い位置に付けました。赤外線発信ボールをつけ、それを追いかけるボールセンサーも取り付けました。
お母さんから赤ちゃんに魚を受け渡すために、マグネットの強度を変えることや、正確に受け渡すために2台のロボットのモーターバランスを調整するのが難しかったです。
発表がうまくいって、テーマ賞をもらえたことはとっても嬉しかったです。大会当日は、他の人のステージを見ることができたのもとても楽しかったです。


サッカービギナー(日本リーグ)

RT4


RT4RT4-2

大垣市立南小学校 4年 神谷 泰志さん

僕は2年目で、初めてジャパンオープンに行きました。

結果は、4勝2敗でした。僕のこの1年間やったことを全て発揮できたと思います。でも、課題もあります。それはオウンゴールです。理由は、ゴール前でボールを追いかけて回り込んだ結果、オウンゴールをたくさんして1回負けてしまったからです。この課題をクリアして、「ライトウェイト」に上がりたいです。

楽しかったこともあります。それは違うチームと交流を深めた後に行った練習試合です。本番で試合をしていないチームとも練習試合ができました。交流をすると練習試合や友達になれるので、これからも続けていきたいと思います。


大垣市立日新小学校 4年 伊藤 蓮さん

 ロボカップジュニアジャパン名古屋に出場しました。結果は24チーム参加のエントリーリーグで4勝2敗、5位という成績でした。
 ロボットはボールセンサーを3個、コンパス、距離センサーを1個つけました。バランスが悪かったのでおもりを追加したら、ロボットが1045グラムになったので、押し負けなくなりました。オウンゴールに気を付けてプログラミングして、さらにモーターを変えて速くしました。
 今回全国大会に出場できて、もう1つの目的にしていた、対戦相手に名刺を渡したり、助け合ったりできて、とても良い大会になったと思います。
 僕が今回全国大会に出られたのは、3年生の時に学校でもらったチラシのおかげでこのロボカップジュニアを始められたからです。そこで、たいちゃんとチームになれたおかげです。
 来年は、ライトウェイトなので、まず初めの1勝、それからだんだんと成績を良くしていきたいです。協力、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。


サッカーライトウェイト(ワールドリーグ)

KSKT


KSKTKSKT-2

岐阜県立羽島北高等学校 1年 畑 惺さん

今年の大会の結果は4勝3敗でした。ライトウェイトにあがって初めて勝ち越せてよかった。
フリーな状況で点を決めきれることが多かったのはよかったが、ラインにはまって動けなくなり失点することが多かった。
自分が出場したライトウェイトだけでなく、オープンやレスキューのロボットやポスターを見ることができたので、試合だけでは得られないアイデアを得ることができた。これを来年のロボットに存分に生かそうと思った。


大垣市立西部中学校 3年 北嶋 克地さん

今回の大会では、4勝3敗で勝ち超すことが出来ました。
また、今回の大会の目標であった、次のロボットのアイデアやその作り方のアイデアも集めることが出来ました。
自分のロボットについてでは、前回の大会と比べ、点を取れるようになり、ラインの精度をより高めて試合を行うことが出来ました。



Nightcore


NightcoreNightcore-2

大垣市立西部中学校 2年 惠美 太貴さん

今回の大会では、初日にロボットが故障してしまい、得点をあまり入れる事が出来ませんでした。しかし、諦めることなく、チームメンバーと協力して故障部分を修復し、2日目には多くの得点を入れる事ができました。
また、この大会では様々な挑戦をしました。例えば、去年の全国大会で得た知識を活かし、チームで攻撃と守備を分担したり、自分のロボットに「キッカー」を取り付ける等の新たな試みに挑戦しました。これにより、多くの得点を獲得することができ、良かったです。また、他のチームとの交流を通じて有益な情報を得たり、強い相手と対戦する中で、自分たちのロボットのスピードやパワーに課題を感じることができ、今後の改善点を見つけることができました。
次回製作するロボットでは、今回の大会を通して得た教訓を生かし、スピードやパワーの向上を図るとともに、ロボットの基板化やカメラの取り付けなど、新たな挑戦に取り組んでいきたいです。
最後に、応援してくださった皆様や大会運営スタッフの方々、ありがとうございました。


大垣市立南中学校 2年 瀬尾 理仁さん

去年Offense ロボット2機で挑んだんですが、ボールを追いかける時に同じような動きになってしまい、決めたいところや守りたいときのいざという時で2機が絡まってしまうという事が何度もおきました。そこで今年は分担をしようということになり、相方はOffense ロボットを、僕はDefenceロボットを、という役割分担で挑みました。結果は3勝3敗1引き分けでしたが、改良の結果、去年と比べてもシュート率や攻められた時の守備力が格段にUPしました。ライトウエイト2年目で初めてのCPUだったので何度も苦戦してうまくいかない事がありましたが、全国大会では期待通り動いてくれたのでとても嬉しかったです。

今回の大会は、自分たちのロボットの改善点や良かった点などを知る事ができ、何より様々なチームと名刺交換やロボットを見させて頂いて、次回のロボット作りの参考になり、とても良い経験になりました。

協力、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。



珈琲牛乳


珈琲牛乳珈琲牛乳-2

大垣市立南中学校 3年 井 創羽さん

今年は受験生だったので、勉強で忙しく、ハードを作り変えたり、大幅な変更はできませんでした。しかし、チームのメンバーと協力して大垣ノード、岐阜ブロックを勝ち上がり、五年連続の全国大会に出場できたことは大変嬉しく思います。森君が大会一週間前くらいに中国から帰国したので、毎晩遅くまで一緒に調整をしました。特に回り込みが綺麗になりました。今のロボのスペックや短期間での挑戦を考えると、今大会ではベストな動きができていたと思います。一日目は、思い通りに動作することが多く、チャンスがあるところでは決めきり、ディフェンスもしっかりできていました。しかし、二日目はロボが故障したり、ひっかかったりして、なかなか点を決められませんでした。来年は、今年よりも時間があると思うので、基盤発注をしたり、センサーの自作をしたりして、今までの知識を詰め込んだ納得のいくロボットを創り上げたいです!大会関係者の皆様、支えてくれたチームメンバーに感謝したいと思います。


大垣市立西部中学校 2年 橋浦 颯汰さん

2年前、Arduinoに挑戦して機体を一新しました。しかし、なかなかうまくできず、結局TJ3Bに変えて出場しました。結果は負けてしまいました。なので、今年はリベンジし、今大会のロボットを作成することができました。モータードライバーの選定にはとても時間がかかりましたが、自分で回路を作成し、JLCPCBという企業で基盤を作成してもらいました。うまくいったのでよかったです。他の回路においても、スポンサーになっていただいているJLCPCBに基板を作成してもらいました。しかし、オーダーで作成した基板の回路をまちがえてしまっていることがあり、そのときにはあとから線を切ったり、銅線でやり直したりしました。いろいろな試行錯誤を行い、現在のロボットを作成することができました。来年度は、回路の全体的な修正を行っていく予定です。来年は自分で作成したロボットを大会に出場させたいです。


大垣市立南中学校 1年 中島 悠汰さん

全国大会では自分のロボットと相手のロボットの技術の差を痛感しました。ハード面でもソフト面でも劣っているところが多く学ぶことが沢山ありました。今年度、僕のロボットは製作段階で故障が多く、ハード面(本体)を作成するのに時間を要ました。来年はもっと早くハードを完成させてソフトに取り掛かりたいと思っています。また、僕たちは仲間のロボットと押し合ったり、うまくボールを補足できないことも問題でした。大会出場の強豪チームは個々の技術が優れているのはもちろんですが、2台の連携が取れているので早い時期からの調整が大切だと実感しました。仲間ともっとコミュニケーションを取りながらロボット制作に取り組みたいと思いました。
今大会は特に強いチームの子などに自ら声をかけに行き、交流ができたのでとても良い機会だったと思います。今大会で得た反省をもとに更に強いロボットを作りたいです。 ご指導、ご協力、応援してくださった皆さんに感謝します。ありがとうございました。